2021年度第3回KIPP対人関係精神分析セミナー

テーマ

精神分析的心理療法におけるアタッチメントの作用

講師

工藤 晋平
名古屋大学学生支援本部准教授/心理療法室ともしび

日時

2021年9月5日(日) 10:30-16:30
講義:10:30-13:00
事例検討:14:00-16:30

内容

精神分析的心理療法の文脈でのアタッチメント理論・研究の有用性には2つのことが考えられます。1つは関係性の理解に研究の成果が利用できることと、もう1つは理解の焦点を安心感のケアに置くことです。前者は理解の手段であり、後者はその内容です。これに対してしばしば精神分析的なあり方は、いずれもがセラピストの内側に由来することを重視します(平等に漂う注意と解釈)。そのため、(うまくいけば)ここに理論的な相補性が生じます。実践においては、クライエントの心の動きが浮かび上がるところに両者は合流します。講義では、こうした精神分析的心理療法とアタッチメント理論・研究の理論的、実践的相補性と、理解と関わりへの作用についてお話したいと思います。

参考文献:工藤晋平著『支援のための臨床的アタッチメント論』(ミネルヴァ書房)

申込方法

申込要項をご確認ください。